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"木のやん"こと木下威征

Author:"木のやん"こと木下威征
オーギャマンドトキオの「木のやん」こと木下威征です。お店にお越しいただくお客様とのちょっとしたやりとり、その日入荷した食材にまつわるエピソード、修行時代の思い出などなど思いつくまま。ありふれた食材をちょっとした工夫でアッと驚く一皿に変えるギャマンなレシピも紹介します。

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シェフとの出会い・・・(始関翼)

T.K-BLOCKSの始関翼(シセキツバサ)です。
ワインと歌が大好きな入社2年目、まだまだこれからの22歳です。
もちろん料理も大好きですよ!

さて、突然ですが・・・
僕は3月に自分の不注意で階段から落ちてしまいました。
本当にドジで、先輩、後輩、同期の皆さんに申し訳ない想いでいっぱいです。
今は足にヒビが入っているので厨房には立てず、事務仕事をしています。
こういう機会もなかなかありません。
この機に僕とシェフとの出会いをここに書きたいと思います。

ーーーーーーーーーー
あれは3年前の9月。
僕はまだ調理師専門学校の学生で、外部講師の講習を受けた。
その外部講師がシェフだ。

講習が始まってすぐ、シェフは僕に声をかけた。

シェフ『君、名前なんていうの?』
僕  『ツバサっていいます!!』

何故かその日に限って僕はシェフに一番近い、真ん中の席に座っていた。
さらに、今思えば「アピールし過ぎだろ」ってぐらい派手な赤いシャツを着ていたんだ。

シェフ『じゃあツバサ、このクラスは50人居るよね?この50人の中で10年後も料理人をやってる人は何人居ると思う?』
僕  『・・・・・?』
シェフ『たったの2〜3人ぐらいだよ。』

信じられなかったけど、それが現実なんだ。
その2〜3人に絶対入ってみせる!!って想いが沸いてきた。

シェフはいろんな話をしてくれた。
僕は1秒たりともシェフの目をそらさずに無我夢中でシェフの話を聞いた。
途中、質問の時間があったので、これからのシェフの夢を聞いてみた。

『一緒に働いてる人の夢を叶える事』

僕は衝撃を受けた。
お客さんを大事にするのは当たり前だ。
僕にでもわかる。
でも、一緒に働いてる人の生活や将来の事まで考えている「料理人」を初めて見た。
全てを背負う覚悟を決めているシェフに、僕は心を打たれたんだ。

シェフは講習で「料理を教える」んじゃなく「料理人とは」という話を沢山してくれた。
自分の料理で人が喜んでくれる喜び。
その為にはどんな時もお客様の要望を受け入れる。
シェフはフレンチの料理人であっても『ラーメンが食べたい』『餃子が食べたい』に応える。
“凄いなぁ”と思ったのと同時に“悔しいな”と思った。
シェフが僕の「なりたい自分像」に酷似していて悔しかった。
そして、気がついたら感動で涙が溢れていた。
まだまだ聞きたい事がいっぱいあった。
でもその時、何故かまたシェフに会える気がして、何も聞かないままに講習を終えた。


あの衝撃の講習から幾週かの時が過ぎた。
もう既にギャマンでアルバイトをしていた同級生の鈴木さんに『ちょっと話があるから来て』と言われた。
あまりに唐突だったので「何かしたかな・・・?」なんて不安になりながらついて行くと
『シェフが、今日ツバサにちょっとギャマンの手伝いに来てほしいって!』と鈴木さん。
ふと、あの時の“また会える気がする”と言う感覚がこみ上げてきた。
「これは運命だったんだ!」と思いながらギャマンに向かった。
店に一歩足を踏み入れると、もの凄い活気に気圧された。
シェフが

『これからここで働かないか?』

と言ってくれた。
僕は卒業したら1年間フランス校に行く事になっていたので、その事情を伝える。
が、シェフは

『大丈夫!フランスから戻って来るの待ってるから!!』

そうまでして受け入れてくれるシェフの想いが本当に嬉しかった。
それから約1年後、僕はT.K-BLOCKSに入社した。

【その他】20140424

シェフは僕の目標になり、道しるべになった。
ーーーーーーーーーー

これが、僕のシェフとの出会いです。
足が治ったらまた1つずつハードルを乗り越えて、目標に向かいたい思います。
シェフのように、お客さまにとって「かけがえのない存在」になれるよう頑張ります!!

長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。
こんなドジな自分ですがこれからも宜しくお願いします!!





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人に喜んでもらえる料理を作りたい!

木のやん、作る

<こんな明るい時間から仕込む>

今の僕の料理(オーギャマンの料理)はフレンチの様でそうでない。でも僕はそれで良い、と思っている。

寒い寒い雪山を手をかじかませ、足をかじかませ、全身冷えきった体でやっとの思いで登頂した人にギンギンに冷えたシャンパンを注いで喜ぶだろうか?

今、何故自分が料理人になろうと思ったかを思い出したい。
僕の場合、「自分の作った物で人に喜んでもらいたい」「人の喜ぶ顔が好き」そこからだった。
それを思えば、全身冷えきった人には暖かい味噌汁を出してあげたい。

たまたまフレンチを学んだだけで、人を料理で喜ばすには「ジャンルなんて、ど~でもいい。」それが今の僕の考えだ。自分の持っている知識や技術を絞り出し「一食入魂」「喜んでもらいたい」その一心で作れば、必ず、その思いは伝わるだろう。

実際今夜もメニューに無いものを沢山作った。

「木のやん。近くに来たから顔見に寄ったよ。飯は食って来た。でも何だかラーメン食いて~。」そんな声が聞こえれば、僕はラーメンを作る。まさかフランス料理屋で?!と思うかも知れないけど、邪道だと言われるかも知れないけど、僕はそれでいいと思っている。何故なら。僕は人の喜ぶ顔が見たいから。

きっと今日も黒板メニューに乗ってない料理を沢山作っているだろう
ギャマンの味をご家庭で
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